【2015/1/20 経済学部講演会の模様】

15年越しの夢、実現。
メジャーリーグ通訳への道のり

ボストンレッドソックス通訳 松本重誠

 今回は、メジャーリーグのボストンレッドソックスで通訳として活躍しておられる松本重誠氏をお招きして 「15年越しの夢、実現。メジャーリーグ通訳への道のり」と題する講演会を行いました。 本講演会は、本学の「外国文献研究」(担当教員:水谷剛) の授業を履修する学生向けに国際的な舞台で活躍する経験談を伝えていただけるゲストスピーカーを探していたところ、 タイミングよくメジャーリーグのシーズンオフで日本に一時帰国していた松本氏に講演を依頼し、 (思いがけず)快諾していただき実現しました。講演会には、メジャーリーグ通訳の話が聞けるということもあり、 外国文献研究の受講者だけでなく、体育会の学生、学外の社会人を含む計25名の参加者が集まりました。

 講演の前半では、松本氏がメジャーリーグ通訳という夢を実現するまでの道のりについて順を追って紹介していただきました。 米国留学、米国でのスポーツカメラマンやライターの仕事、日本に戻ってサラリーマン生活などを経験し、 いろいろ迷いながらも最終的に自分の好きな「英語」と「スポーツ」を生かすことができるメジャーリーグ通訳の夢を実現された松本氏のお話は、 物語のような臨場感があって感動を与えるものでした。

 講演の後半では、メジャーリーグ通訳の仕事について紹介していただきました。 メジャーリーグの通訳は、会議などの他の通訳と比べて、選手に近い存在であり、 英語力以外にもさまざまな能力が必要とされること、 仕事内容がメディア対応だけでなくチーム内のコミュニケーションの通訳や球拾いまで多岐にわたることを説明していただきました。 講演を通じて、メジャーリーグという普段テレビで見る世界での通訳の仕事内容の一端を知ることができ、 メジャーリーグを少し身近に感じられる興味深いお話でした。

 今回の講演会の参加者からは「普段聞くことのできないような話を聞けて大変良い機会だった」、 「通訳になるまでの苦労話、強い意志に感銘を受けた」といった感想があり、 将来国際的な舞台で活躍を希望する学生にとって非常に有益な講演会となりました。  (文責:経済学部 水谷剛)