【2011/11/29 経済学部講演会の模様】

関西の環境政策の特徴と今後
   島田幸司 (立命館大学経済学部教授)

自然環境行政と自然環境政策研究をつなぐことについて
   小沢晴司
   (滋賀県立大学環境共生システム研究センター教授)

講演会では2名の報告者による発表がおこなわれた。

まず島田幸司氏 (立命館大学経済学部・教授)は「関西の環境政策の特徴と今後」と題して、関西に おける地球温暖化・エネルギー政策の今後の方向性について、環境経済学の視点から 独自の分析結果を報告した。その中では特に、地球温暖化対策を契機に国の政策とは 別の地方自治体独自の政策が出現しつつあること、その中でエネルギー需要の地域特 性を踏まえた効率的・効果的な政策検討を進めていくことの重要性などが指摘された。

次に小沢晴司氏(滋賀県立大学環境共生システム研究センター教授)は「自然環境行 政と自然環境政策研究をつなぐことについて」と題して、琵琶湖国定公園の成立過程 を当時の歴史的背景を考慮した独自の視点からの分析結果を発表した。また関連して 琵琶湖の景観美とは何か、また琵琶湖国定公園と三上山(近江富士)との関係などを、 景観学の視点から考察した結果も報告された。
                                (田中勝也 環境総合研究センター)