【7/21 経済学部講演会の模様】

『移行経済下のコーポレート・ガバナンス』
   ―ブルガリアのケース―

  ディミター・ヤルナゾフ 氏(京都大学大学院経済学研究科講師)

  ディミター・ヤルナゾフ先生(京都大学大学院経済学研究科講師)の 講演は、社会主義計画経済から市場経済への移行期にあるブルガリアの コーポレート・ガバナンスに関するものでした。コーポレート・ガバナ ンスの三つの分析視点、企業所有(所有の分散と集中)、企業金融(投 資資金の調達)そして支配者の問題(株主対経営者および大株主対少数 株主)から、先進資本主義国や同じく移行経済下にある他の旧社会主義 国、ロシアやチェコとの比較をしながら、ブルガリアの特徴を明らかに されました。大株主と少数株主の利害対立の問題と資本市場の未発達の 問題が特徴的な課題となっているとのことです。ヤルナゾフ先生のお話 は、よどみない流暢な日本語で、解説を交えての、とてもわかりやすい ものでした。
(経済学部教授 門脇延行)